スコーピオン1001をオーバーホールした話
22年間、現役でかんばり続けてくれているスコーピオン1001。陸っぱりメインでハードに使い込んできたのでボディは歴戦のキズが刻まれています。
この春、7g前後の高比重ノーシンカーワームを多用しており、最近あらためてスコーピオン1001の使用頻度が高くなってます。
アルデバランBFSなど最近のリールもすごく気にはなっているのですが、スコ1001がまだ使えちゃうので。愛着もあっていまだに使い続けています。
22年前に買ったスコ1001ですが、キャストは変わらず気持ちよく飛んでいきます。ただ、ハンドルを回したときにだいぶシャリシャリ音を感じるように…。そこで今回、オーバーホールしてみることにしました。
ハンドルを回したときのシャリ感はギアのグリスぎれだろうと予想。グリスアップするためにシマノプレミアムグリスを購入しました。
50g入って900円ほど。Amazonで購入しました。
分解作業は、シマノ公式から公開されているこちらの動画を見ながら行いました。
動画のなかではメタニウムを分解していますが、基本的なパーツ構成はほぼ同じなのでスコ1001でも手順に沿って作業をすることができました。
ハンドルを外したところ。取り外したパーツはトレーなど用意して並べておくと、無くしたり取り付け順が分からなくなる…といった事態を防ぐことができます。
スコ1001の場合、ボディ本体は4カ所プラスねじで留められています。ここは家庭用のドライバーで外すことができました。ボディ本体を外すとメインギア部分が現れます。
(すみません、写真撮り忘れました)
ギアボックス内にはカサカサに乾いたグリスの固まりが…。汚れたグリスには砂っぽいものが混じっており。これがシャリシャリ音の原因なっていた可能性があるな、と。こういった汚れを綿棒をつかってきれいにしていきました。
ひととおり汚れを拭き取ったらシマノプレミアムグリスを各ギアに塗っていきます。こちらのグリス、ねっとりと糸を引くような粘性があります。筆で少量ずつすくいとってギアにまんべく塗りました。
あとは、元どおりパーツを組み立ててグリスアップ完了!
はじめハンドルを回してみるとグリスアップ前とあまり変化を感じなかったのですが、しばらくクルクル回しているうちにだんだんグリスが馴染んできて回転が軽くなり、シャリシャリ音もかなり軽減されました。
シマノプレミアムグリスは粘性が高めなので、しばらくハンドルを回して馴染ませるとちょうど良いのかな、と思いました〜。
ハンドルの回転が軽くなったスコ1001に、新品で買ったときの頃を思い出してしまいました。大事にメンテナンスしながら、これからも長く使っていきたいと思います。
#シマノ #スコーピオン1001 #グリス #オーバーホール