カバースキャットの代わりを探してみた
人気沸騰でなかなか入手が難しいカバースキャット。ぼくはタイミングよく釣具屋の店頭に並んでいるところに遭遇でき、4インチ、3.5インチ、2.5インチの各サイズをなんとか入手することができました。
半信半疑で使いはじめたのですが、その圧倒的な釣果にいまでは欠かせないアイテムになっています。
ただし、入手困難なアイテムなのでここぞ!というときのために温存しておきたい…。そこで、カバースキャットの代わりになりそうなワームを考えてみることにしました。
今回はもっもと使用頻度が高いカバースキャット3.5インチの代役になるワームを考えていきたいと思います。
まずは、基準となるカバースキャット3.5のスペックを確認。重量は新品の状態で16.4gでした。(ちなみに1日使い倒して塩が抜けた状態だと14.8gでした)
ずんぐりコンパクトな形状に15gを超える重量。この条件に近いものを探してみました。
候補① 沈み蟲3.2in
長さはカバースキャットより少し短い3.2インチ、重量はほぼ同じの16.5gとなっています。
飛距離やフォールスピードはカバースキャットと近いフィーリングで使うことができそうです。
アクション面では、3対の足が抵抗となってドッグウォークはしづらそう。トゥイッチさせると細かいリフト&フォールといった動きになるのかな、と予想してます。このあたりはカバースキャットとは違ったアクションになりそうです。(足をぜんぶカットすることでドッグウォーク仕様に変身するかもですね。試してみたい)
候補② SVSB MEGA
長さ3.6インチ、重さ17.8gというスペックはカバースキャットに近いものがあります。ただ、実釣で投げてみたところカバースキャットよりも飛距離が伸びませんでした。足がたくさんついている分、空気抵抗が大きいようです。設計思想として、飛距離よりもアクション重視のデザインとなっているのかな、と思います。
硬めのマテリアルを使っていてボディに芯があるような感じがします。足をカットしてイモグラブ状態にしてトゥイッチさせると、シャープでキレのいい動きが出そうです。
候補③ ドライモシャッド
ドライブシャッド4.5インチのテールをカットしてイモグラブ化したものです。こちら重量は13.9gあり、ベイトタックルでも十分キャストできる重量がありました。
ボディ形状が偏平ぎみなので、フォールスピードはややゆっくりなのかなと。スローに誘いたいシーンに合いそうです。
長さはテールをカットした分短くなっておおよそ4インチ。カバースキャットよりもややスリムなフォルムで、ややスライド幅の大きなドッグウォークアクションが出せるのではないかと期待しています。(ダートとドッグウォークの中間といった感じ?)
候補④ ヤマセンコー4in
言わずと知れた王道ワーム。重量は6.7gとカバースキャットと比べるとだいぶ軽量ですが、細身のフォルムでフォールスピードはほぼ同等の速さです。
遠投には向いていないかもしれませんが、近〜中距離での釣りにはむしろカバースキャットよりも使いやすいのではないかと思いました。
ロードワークの強さ次第で、ドッグウォークもダードアクションもどちらもこなせるので、繊細にアクションをつけてあげると良さそう。
候補⑤ デスアダー5in
サイズ展開の豊富なデスアダーですが、5インチだと重量9.0g。塩の含有量は多くないようでフォールスピードはゆっくりです。フックをセットする向きによってフォールスピードを調整することができるので、縦方向(水の抵抗が少ない向き)にセットするのがカバースキャットの代役として使うには良さそうです。
アクションはダードが強く出るので、ルアーローテーションでアクションに変化を出したいときにいいかもしれません。
以上、カバースキャットの代わりを考えてみました。
個人的には沈み蟲3.2in、SVSB MEGAの足カット仕様がいい感じなのでは、と期待しています。カバースキャットの買い増しを狙いつつ、代役探しも続けていこうと思います〜🙌🏻