心地いいテーパー パームスエッジEGS-601
いまぼくがメインで使っているスピニングロッドがパームスエッジEGS-601です。かなり古いロッドなのですがしっかり現役で活躍しています。
このロッド、2014年頃に武蔵小山(当時)に店舗を構えていたショップGillさんの店頭で出会い、購入しました。
http://www.gill.co.jp/index.html
(ぼくにとって癒しの空間だったGillさん。現在は五反田に移転して営業しているようです)
パームスというブランドは、ぼくがバスフィッシングに夢中になった中学生の頃(2000年くらい)ルアーマガジンの誌面で活躍する川村光太郎さんや奥田学さんがメインに使用していたロッドでした。
そのパームスのなかでもハイエンドに位置していたのがエッジシリーズだったと記憶してます。たしか定価は4万くらい。田舎の中学生には雲のうえの存在でとても手が届きませんでした。
それから14年後の東京で、憧れだったロッドをついに手にすることができたというわけです。それから8年ほど使い込んでいますが、まだまだ現役で活躍させたい愛用ロッドになっています。
ぼくが使用している番手はEGS-601。"60"が6フィートレングス、"1"がライトパワーを表しています。適合ウエイトが1/8〜1/4oz、適合ラインが4〜8lbです。
このロッドに対してぼくがもっとも気に入っているポイントはテーパーの心地よさです。
ティップからベリーにかけて程よくしなるため、ワーミングの釣りで多用する小刻みなシェイクアクションが気持ち良くおこなえます。
また、キャスト時にはルアーウエイトに応じてベリー部がしなやかに曲がるので軽量クラスの幅広いルアーで"ウエイトを背負った"キャストフィールを得ることができると感じています。
張りのシャキっと感もちょうどよくて、おそらく素材弾性×曲がりの設定が上手なのだと思います。このあたり、ブランドコンセプトとして「テーパーデザイン」を掲げていたパームスならではの部分なんじゃないかと思っています。
見た目でいうと、ブランクスはグロスとマットの中間といった具合の半光沢の黒。ガイドリングにはゴールドサーメットを使用していて、全体的にシンプルなデザインのなかに上品なアクセントになっています。
とまぁ、こんな感じで個人的に気に入っているポイントを紹介させていただきました。手入れしながら、これからもまだまだ愛用していきたいと思います〜